樹木葬とは 里山でも

 
〇葬儀の知識 ~樹木葬~
古くから日本では各家庭にご先祖様からのお墓があり、主にその家の長男が継承し、長男以外の人は、新家をもって新たにお墓を建て継承していくというのが当たり前でした。しかし核家族化や高齢化社会が影響してか、代々お墓を守っていくという考え方は薄れ、従来の先祖代々のお墓から納骨堂など様々な形の「終の棲家(ついのすみか)」が選択されるようになりました。その一つに最近注目を集めている「樹木葬」があります。

「樹木葬」は墓石に代えて、樹木や花を墓標とし、その下に遺骨を埋葬することで、散骨同様自然に還るという考え方です。樹木葬は「お墓がない」理由や「自然に還りたい」という考え方だけではなぐ里山の自然環境を守るという観点から岩手県のお寺のご住職がお寺の山で始められた「里山型樹木葬」が始まりといわれています。

ただし埋葬するということでは、お墓と同じになりますので、樹木葬は必ず墓地として認められた土地にしかできません。

最近では、里山ではなぐ公営墓地や寺院墓地などの中に樹木葬専用の墓地の整備が進み、それぞれの遺骨を個別に埋葬する形式や、庭園風の作りで一本の樹木を植えたところに複数の遺骨を埋葬する形式などがあります。

また樹木葬の場合、独身の方や継承者がいない方でも、13回忌など一定の期間が過ぎた後、樹木葬の場所から合同墓に遺骨を移して、永代供養で弔うこともできます。家や宗教に縛られず、個人でゆっくり眠りたいなど、時代の移り変わりの中で支持を集めているようです。

 

セルフメディケーションと医療控除の違いとは?レシート必要?

 

質問

ドラッグストアで胃腸薬を買ったら、税金対策に使えますからレシートを取っておいて下さいといわれました。何のことでしょうか?
答え

購入された薬は「スイッチOTC薬」と思われます。
もともと医師が処方していた医薬品から市販薬に転用された薬のことで、83成分が指定されています。
税金の話では、この種の薬を購入した金額が年間1万2千円を超えた場合、超えた分の所得を控除する、つまり所得税が(住民税も)安くなります。
これを「セルフメディケーション税制(医療費控除の特例)」といい、2017年1月1日から2021年12月31日までの間の時限措置です。

ちなみにセルフメディケーションとは、軽い病気やケガを医師の治療を受けることな《市販薬などを使って自分で治療することです。趣旨は、健康の維持増進や疾病予防の取り組みを自身で行っていること。したがって健康診断をきちんと受けていることなどが条件となっています。

ー方、従来からある「医療費控除」は、年間10万円(または所得の5%)を超える部分が所得から控除されるもので、セルフメディケーション税制と同時に使うことはできません。セルフメディケーション税制の控除の上限は8万8千円ですので、どちらを使うのがよいかは、かかった医療費の総額によって決まるでしょう。ご自身だけでなく、家族の分も合算することが可能です。

確定申告にはレシートが必要です。日頃からレシートを整理しておきましょう。