樹木葬とは 里山でも

樹木葬とは 里山でも

 
〇葬儀の知識 ~樹木葬~
古くから日本では各家庭にご先祖様からのお墓があり、主にその家の長男が継承し、長男以外の人は、新家をもって新たにお墓を建て継承していくというのが当たり前でした。しかし核家族化や高齢化社会が影響してか、代々お墓を守っていくという考え方は薄れ、従来の先祖代々のお墓から納骨堂など様々な形の「終の棲家(ついのすみか)」が選択されるようになりました。その一つに最近注目を集めている「樹木葬」があります。

「樹木葬」は墓石に代えて、樹木や花を墓標とし、その下に遺骨を埋葬することで、散骨同様自然に還るという考え方です。樹木葬は「お墓がない」理由や「自然に還りたい」という考え方だけではなぐ里山の自然環境を守るという観点から岩手県のお寺のご住職がお寺の山で始められた「里山型樹木葬」が始まりといわれています。

ただし埋葬するということでは、お墓と同じになりますので、樹木葬は必ず墓地として認められた土地にしかできません。

最近では、里山ではなぐ公営墓地や寺院墓地などの中に樹木葬専用の墓地の整備が進み、それぞれの遺骨を個別に埋葬する形式や、庭園風の作りで一本の樹木を植えたところに複数の遺骨を埋葬する形式などがあります。

また樹木葬の場合、独身の方や継承者がいない方でも、13回忌など一定の期間が過ぎた後、樹木葬の場所から合同墓に遺骨を移して、永代供養で弔うこともできます。家や宗教に縛られず、個人でゆっくり眠りたいなど、時代の移り変わりの中で支持を集めているようです。

 

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