資産運用と生命保険  保険業界のカラクリ

 

 

さて前回は、日本の保険屋さんは、どうやら(保険業界のせいで)
プロと言えるほどのスキルを持っていない人が多そうだ

というお話でした。(あくまでも確率論です)

今日はその続きです。

資産運用=ASSET MANAGEMENT
の観点から言うと、多くの人が生命保険でメッチャ損している!

というお話です。

日本の保険屋さんはあまりファイナンシャルの知識が無さそう。

ってことは?

保険の仕組みもよく分かってないんじゃ?
あまり難しい説明はできないんじゃ?

ということは想像するに難しくありません。

日本で売られている保険は、どんな名称や保障であっても
構成は必ず「定期」「養老」「終身」3つの種類のどれかに属します。

それぞれの特徴を以下に簡単に。

※契約者が30才男性、60才満期(払込み終了)、死亡保障1,000万とします。

・定期:月額約5,000円、払込みの180万は掛け捨て。満期後の死亡保障なし

・養老:月額約25,000円、払込み額900万に対し満期金1,000万とか。満期後の死亡保障なし。貯蓄性あり。

・終身:月額約20,000円、満期後も死亡保障継続で、払込み額720万に対し満期金720万とか。貯蓄性ややあり。

※特約などを付ければ保障は如何ようにも変わります。

さて、ズラっと目安の数値を羅列しましたが、まずお伝えしたいのが
「日本で一番売れているタイプ」は、定期タイプの保険であるということ。

なぜか?

大きな理由が2つ。

月額の掛け金が少ない(安い)
=保険屋さんが売りやすい

ということと

掛け捨てであるため、保険会社の損が少ない
ということ。

養老や終身は、掛け金が高いものの、保険会社は一定額を用意しなければならない。

しかし定期であれば保険会社は用意しなくていい。

「でもさー、安い掛け金しか貰ってないのに、死んだら1,000万払わなあかんやん」

と思いました?

ではこんなデータがあります。

今の日本では、約95%の人が60才を軽く超えていきます。

つまり60年前の1年間に、オギャーと生まれた同級生の
95%が「死んでない」ということです。

ざっくり、保険会社は9割以上の人には保険金を払っていないことになります。

今、我々が知らなければならないのは

死ぬリスク

ではなく

「死ねないリスク」

なのです。

老後は働けないから稼げない、年金もあてにならない。。

そんな時に、ほとんど死なない60才や65才満期の「掛け捨て保険」に
一体どれほどの意味がありますかね。。

掛け捨てじゃない保険、、無いの??

もちろんありますとも。

またまた長くなったので、続きはまた次回に^^

 

 

 

 

資産運用と生命保険と投資信託 保険業界のカラクリ

以前からお話していますが、資産の運用方法は確定拠出年金(DC)だけではありません。
同じ考え方で、ご自身で投信の積み立てをする方法もあります。
もう少し広義に言えば、投信だけが運用の方法でもありませんが。
(不動産投資もその一つですが、それはまた別の機会に)
話を戻しますが、投信での運用方法は、DC、自身で積み立てと、生命保険もまたその一つです。
特に妻帯者は保険に入っている方も多いでしょう。
今回は保険業界の裏話を。
日本の生保は、ケータイと同じく「ガラパゴス化」していると言われています。
ガラパゴス化の意味を知らない方は、ググれカス、、失礼しました。
まぁ要は「普通じゃない状況、一般常識からズレてる」とご理解下さい。
ではどのようにズレているのか?
実は欧米では保険外交員(いわゆる保険屋のおばちゃん)は、弁護士や会計士のような「仕業」と言われる業種と同様に認識されています。
よって男性の外交員が多いです。
マヂすか。
日本では「保険のおばちゃん」と言うように、女性の腰掛け的な職種というイメージしかないのに。
本来保険屋さんというのは、ファイナンシャル(お金、財務)のプロであり、一般家庭での生涯にかかる様々なお金の出入り(住宅ローン、出産、学費、保険など)をプランニング(計画)するプロフェッショナルなのです。
それを保険会社がきちんと教育して、お客さんに応対します。
一方、日本の保険会社は、昔から社員教育に時間をかけず、手っ取り早く契約を取る事を優先しました。
その方法が「まずは身内に保険契約をさせる」というものです。
外交員がそれぞれ数人の身内から契約を取れば、会社としてはそれで十分だったのです。
しかし身内からの契約が尽きると、そもそもきちんと教育を受けていないから一般客からは中々契約が取れず、無理矢理(ごり押しで)契約を取ろうとして嫌われて、辞めてしまいます。
そして人が辞めたら、また新人外交員が身内から契約⇒また辞める⇒新人がまた身内⇒辞める、、これで会社の業績は成立してしまうのです。
だから保険屋さんというと、皆さんも何となくイメージ悪くないですか?
これにはこんな背景(黒歴史)があったのです。
更にもっと大事なお話があるんですが、長くなったのでまた次回にしときます。