お盆の供養とお供え物など

 

 

今回は法律的なお話とは少し違いますが、もうすぐお盆ですのでそちらの話題を少し取り上げます。

 

 

 

お盆について

 

お盆の正式名称は「盂蘭盆会(うらぼんえ)」といい、インドのサンスクリット語のウラパンナ(逆さ吊り)を漢字で表した言葉で「逆さに吊り下げられるような人を救う法要」という意味があるそうです。またお盆の行事の由来は、餓鬼道で苦しんでいる亡母を救いたいという弟子に対し、お釈迦様から「夏の修行が終わった7月15日に多くの供物をささげて供養すれば救うことが出来る」と教えを受けたことから、旧暦の7月15日を父母や先祖に感謝し供養する日となったといわれています。お盆の時期は元々旧暦の7月15日でしたが、現在では一部の地域を除いて8月15日を中心に行うところがほとんどです。

 

お盆を迎える準備としては、仏壇、仏具を清めて仏壇の前に盆棚を作り、仏壇からお位牌を出して盆棚に置き、野菜、果物、お米、お水などをお供えします。そして、きゅうりとなすで作った馬と牛を飾ります。
これは、ご先祖様を迎える時は馬に乗って早く来ていただき、お送りする時は牛に乗ってゆっくりお帰りいただきたいと願う説からといわれています。また盆提灯は迎え火同様、ご先祖様の霊が迷わず帰ってこられるよう目印として飾ります。忌明け後最初に迎えるお盆を「初盆」または「新盆」いい、親戚などから故人のご供養品として盆提灯を贈られることが多し、ようです。

 

 

 

仏教と蓮

 

お寺にお参りに行くと、蓮をかたどった装飾品がたくさんあることにお気づきになることがあると思います。

蓮は泥中に育ち、その養分を得ながら育ちますが、大きくなった蓮の葉は泥水をはじき、そして美しい花を咲かせます。また花が咲くと同時に実が形成されて必ず結実します。

 

そして大賀ハスに代表されるように2千年たった種でも芽を出し花を咲かせるといいます。これを私たち人間にあてはめると、泥水を「煩悩(苦しみ)」の世界、美しい花を「悟り」の世界とし、殺伐とした社会に育ちながら、その汚れに染まることなぐ清浄なし、を保ち続け、それを脈々と受け継いでいくという、仏教の教えなのです。仏様の台座が蓮であることがそれを物語っています。