セルフメディケーションと医療控除の違いとは?レシート必要?

 

質問

ドラッグストアで胃腸薬を買ったら、税金対策に使えますからレシートを取っておいて下さいといわれました。何のことでしょうか?
答え

購入された薬は「スイッチOTC薬」と思われます。
もともと医師が処方していた医薬品から市販薬に転用された薬のことで、83成分が指定されています。
税金の話では、この種の薬を購入した金額が年間1万2千円を超えた場合、超えた分の所得を控除する、つまり所得税が(住民税も)安くなります。
これを「セルフメディケーション税制(医療費控除の特例)」といい、2017年1月1日から2021年12月31日までの間の時限措置です。

ちなみにセルフメディケーションとは、軽い病気やケガを医師の治療を受けることな《市販薬などを使って自分で治療することです。趣旨は、健康の維持増進や疾病予防の取り組みを自身で行っていること。したがって健康診断をきちんと受けていることなどが条件となっています。

ー方、従来からある「医療費控除」は、年間10万円(または所得の5%)を超える部分が所得から控除されるもので、セルフメディケーション税制と同時に使うことはできません。セルフメディケーション税制の控除の上限は8万8千円ですので、どちらを使うのがよいかは、かかった医療費の総額によって決まるでしょう。ご自身だけでなく、家族の分も合算することが可能です。

確定申告にはレシートが必要です。日頃からレシートを整理しておきましょう。